IT×建設業 2022年が熱い!(その2)

年々拡大する建設業向けのバーティカルSaaS領域。たくさんのサービスが展開されていますが、結局どのサービスがいいのか?悩んでしまう方も多いでしょう。
そこで本記事では、先週から引き続き、下記サイトにて紹介されている建設業界のSaaSをご紹介します!
 
(今回の記事で紹介するサービス)
⑤Paintnote:塗料販売店向け販売管理システム
⑥Photoruction:建設事業者の生産情報管理を支援
⑦RENTALAPP:建設会社向け建機レンタルアプリ
⑧ダンドリワーク:建築現場における現場管理や文書管理を支援
 
参考:(前回の記事で紹介したサービス)
①KANNA:建設・不動産業向けプロジェクト管理アプリ
②Andpad:建設事業者の施工管理を支援
③GENCHO:建設現場等における現場調査用アプリ
④CraftBank:建設業界に特化した工事マッチング
 
 

各サービスの紹介

⑤Paintnote:塗料販売店向け販売管理システム
塗料販売店の販売管理を大幅に効率化するクラウド型システムです。
情報
受注簿・発注簿の電子化が可能で、受発注自体もPaintnote EDIというシステムとの連携で簡単になります。対応履歴や商品特性をメモしておくこともできて、ベテランと新人の間にある知識量の差を埋める音も可能です。
塗料業界では注目のサービスです!
 
⑥Photoruction:建設事業者の生産情報管理を支援
Photoruction(フォトラクション)は、写真管理や図面管理、工程管理をはじめとした施工管理の業務プロセスを効率化するクラウド型システムを提供しています。
写真から電子黒板、台帳作成が簡単に行えるようです。
そのおかげで報告作業にかける時間や現場作業が大幅に削減できます。
同時に、建設業を営む法人のDX戦略を実現するためのサポートもしています。
建設プロジェクトの導入は全国で約15万件!どんどん拡大しています。
 
⑦i-Rental(旧名RENTALAPP):建設会社向け建機レンタルアプリ
建機レンタルのオンライン注文を国内で初めて実現したSaaS型アプリ、i-Rental。提供しているのはソラビト株式会社です。
あらゆるデバイスで注文等ができるので、営業時間以外でも注文が可能です。全国のレンタル会社での導入が進行しています。
デモ環境を利用して、導入後の運用イメージを検証することもできます!
 
⑧ダンドリワーク:建築現場における現場管理や文書管理を支援
ダンドリワークは施工管理・現場管理が「これひとつ」でできるアプリです。
新築・リフォーム・専門工事等、建築事業者で使用可能です。
工程表や施工図面、写真の保存、現場情報、メモの共有など、クラウド上に一元化しています。
利用者数は80,000社、ユーザー数は14万人と、他の施工管理アプリの中でも利用者数はかなり多いようです。
 
これにて、本記事でのサービス紹介は以上です!
おわりに
今回紹介した8サービス中、半数の4サービスが施工管理アプリでした。施工管理はすでにレッドオーシャンと言って良いでしょう。
一方、既存の大きなシステムを入れる必要のない会社は、業界や作業特化のアプリを使ったり、自社でソフトウェアを開発したりと、カオスマップには現れない業界ならではの動きもあるようです。
これから社内のDXを考えている事業者さんは、ぜひ本記事を参考に自社に合ったサービスを探してみてください!