プロポーザル方式に追加される評価項目
プロポーザル方式とは、業務を委託する上で最も適した提案者を選定する方式のことを指します。
この方式が公共工事で採用されたりすることがあり、建設コンサルタント業務・システムコンサルタント業務・アドバイザリー業務・建築設計の業種で使用されています。
今回は愛知県におけるプロポーザル方式の評価項目に23年度から社会的価値の実現に資する取組=社会的取り組みが追加されたとのことで詳しく見ていきましょう。

評価内容について
では、社会的取り組みで評価される項目は具体的にどんなものでしょうか?
愛知県建設企画課によると、
環境に配慮した事業活動 | (1)ISO14001、(2)エコアクション21、(3)KES、(4)エコステージのいずれかの環境マネジメントシステムの認証を受けていること |
(5)自動車エコ事業所の認定を受けていること | |
障害者等への就業支援 | (6)障害者雇用状況の報告義務がある事業主で、障害者法定雇用率を達成していること(障害者雇用状況の報告義務がない事業主である場合も加点対象とする。) |
(8)名古屋保護観察所に協力雇用主としての登録を受け、保護観察対象者等(同一人物)を継続して3か月以上雇用していること(※1:(7)協力雇用主の登録のみ) | |
男女共同参画社会の形成 | (9)あいち女性輝きカンパニーの認証を受けていること(※2:(10)女性の活躍促進宣言のみ) |
(11)えるぼし認定もしくはプラチナえるぼし認定を受けていること | |
仕事と生活の調和 | (12)愛知県ファミリー・フレンドリー企業の登録を受けていること |
(13)あいちっこ家庭教育応援企業賛同書を提出していること | |
(14)くるみん認定もしくはプラチナくるみん認定を受けていること | |
その他 | (エコモビリティライフの推進)(15)あいちエコモビリティライフ推進協議会に加入し、かつ(16)エコ通勤優良事業所の認証を受けていること |
(安全なまちづくりと交通安全の推進)(17)愛知県安全なまちづくり・交通安全パートナーシップ企業の登録を受け、かつ(18)活動報告書を提出していること | |
(健康づくりの推進)(19)愛知県健康経営推進企業の登録を受けていること |
が具体的な項目のようです。