2022年の建設業界の話題

2022年もいよいよ終わりに近づこうとしています。
今回は振り返りということでGENCHOPLUSで話題になった建設に関わる記事をまとめました。
 

目次

ウッドショックによる木材価格の暴落
インボイス制度いよいよ始まる
省エネから脱炭素へ
メタバースと建築
 

ウッドショックによる木材価格の暴騰

新型コロナウイルスとロシアによるウクライナ侵攻などの影響もあり木材の価格が暴騰しています。GENCHOPLUSでも取り上げました。
「PEFCやFSCという国際的森林認証機関が、ロシア産とベラルーシ産の木材に対しての認証を停止しました。これ以降、両国の木材は「紛争木材」という扱いになり、それを原料としていた木材製品の製造・加工・流通が止まっているのです。」
 
2022年のコロナ禍の低金利により北米での住宅需要が上昇したことから、ヨーロッパや北米の木材が手に入りにくくなりました。
そこで住宅会社では、国産材に仕様変更する動きなどもあり木材価格の上昇は鈍化傾向にあります。
しかしながらエネルギー源の価格が上昇していることから合金や金属加工品などの値段が値上がりしており住宅に関わる原材料は上昇しています。
 

インボイス制度いよいよ始まる

何度かお伝えしてきたインボイス制度です。
2023年3月末に登録締め切りが迫っています。
 
注意しなければいけいないのは、インボイス制度利用には所轄税務署に申請し、適格請求書発行事業者に登録する必要があります。
この手続きには適切な申請が必要です。会社の売上や取引先の企業規模なども考慮して登録申請手続きは早めに終わらせましょう。
 

省エネから脱炭素へ

今年は省エネだけでなく脱炭素というキーワードが注目されてきました。ESG投資やクリーンエネルギーなどの相乗効果も相まって、脱炭素に向けたエネルギー源の確保などが注目されました。
本サイトでは、風力発電や
太陽光発電などを紹介しました。
2050年のカーボンニュートラルに向けて脱炭素の動きは大きいです。国のCO2排出量の1/3は住宅・建築物であり、その大部分が運用段階による排出であることから日常生活のエネルギー源のシフトが求められています。
 
最後に本サイトで好評だった

メタバースと建築

メタバースやweb3.0という言葉が話題となりました。
建設業界との関わりは?ということで大きな反響がありました。
最近では建築メタバースに特化したものもあり、その活用が期待されそうです。
 
いかがだったでしょうか?
いくつか2022年に話題となったものを集めてみました。
来年も建設や建築に関わるDX事例を提供していきますのでよろしくお願いします。